大怪獣バトルウルトラ銀河伝説

2009年に12月12日にロードショーされた映画


もう9年も経つんですね・・・


そこで今回は大怪獣バトルウルトラ銀河伝説を振り返ります

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この映画は謂わばウルトラ作品における一つのターニングポイントとなった映画で当時かなり衝撃を受けた作品です


・無重力下で行われるスタイリッシュなアクションシーン
まずこれには冒頭驚きました。
当時テレビ放送最後のウルトラマンであったメビウスとウルトラマン最初の怪獣、ベムラーとの一騎打ち

ワイヤーアクションと合成により今までのウルトラにはなかったスタイリッシュなアクションに度肝を抜かされました

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最初はスターウォーズか別の映画なのかと見紛うほどのシーンは圧巻でした


・ウルトラマンベリアルとM78ウルトラ戦士終結
ウルトラマンジードまで続いたベリアルの猛威もこの映画からでしたね
M78宇宙初の悪のウルトラマンという設定、さらにギガバトルナイザーで猛威を振るい第2次ベリアルの乱を巻き起こし、歴代のウルトラ兄弟やM78宇宙のウルトラ戦士がごぼう抜きにされるシーンは同時期の仮面ライダーディケイドを彷彿とさせました

このシーンではウルトラ兄弟だけでなく、世界観の都合上M78ウルトラマンであってもパラレル設定とされていた、グレート、パワード、スコット、チャック、ウーマンベス、ネオス、21、マックス、ゼノン、ボーイなども登場していました

また、ベリアルの会話から、ウルトラの父の名前がケン、ウルトラの母の名前がマリーということも明らかになりました



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またこの時の声が雨上がり決死隊の宮迫博之さんが演じてたのも話題になりましたね


・大怪獣バトルとウルトラマンメビウス、ウルトラの歴史
大怪獣バトルのチームZAPのメンバーを中心に展開される中、大怪獣バトルの主人公レイとウルトラマンメビウス主人公のミライが共演しました。
この時にはM78ウルトラ戦士の歴史が語られ、漫画や物語中でも口頭でしか話されていなかったウルトラ戦士がもともとは人間に近い種族であり、太陽の崩壊により人口太陽を作り、人口太陽のディーファレータ因子を浴びたことでウルトラ戦士へと進化を遂げていたことが映像化初めて明かされました
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 ・ウルトラマンダイナ=アスカ・シンの生存
レイがメビウスと共に危機に瀕した光の国へ赴いている中、レイを追うために向かっていたZAPメンバーがゼットン星人、ナースの攻撃にあったところを救ったのが

ウルトラマンダイナ=アスカ・シンでした。当時ウルトラマンダイナ最終回では消息不明のままだったアスカの生存が明かされた場面でアスカの登場が明らかになった時に叫んだのは自分だけではないはずです
また、M78ウルトラ戦士とネオフロンティア宇宙のウルトラ戦士の共闘も8兄弟やショー展開を除けば初です
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・怪獣軍団
怪獣墓場によりギガバトルナイザーの力で復活させた怪獣軍団
光の国の崩壊の為戦闘可能だったのは、万、セブン、メビウス、そしてレイの4人だけの中、ベリアルは大量の怪獣軍団を呼び寄せました
その中にはめちゃイケのナイナイ岡村さんがウルトラマンレオに出てきたプレッシャーのパロディであったプレッシャーも登場していました
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(放送直前のめちゃイケでは怪獣軍団をオーディションで決めるという内容の放送がされており、今もyoutubeにあるのでリンク載せておきます)

↓番組ではゼットンやエースキラーの意外な一面が見られたり、ベリアルに息子がいるということが明らかになったりしてました!(ジードへの伏線・・・?)


このシーンでは平成、昭和関わらず無数の怪獣がウルトラ戦士を襲うのですがウルトラ戦士も全く負けておらず、レッドキングやキングジョー、ガルベロス、ゴルザなどの強豪を一撃で倒していくウルトラ戦士の強さが見所です

・ウルトラマンゼロ
この映画で話題となった要素としてウルトラセブンの息子という内容でした
声は宮野真守さん、当時としても実力派声優でデスノートの夜神月を演じていた方ということで騒然となりました。
最初こそ目つきの悪いチンピラウルトラマンとネタにされていたのですが・・・

まさかこんなに人気になるとはね・・・

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・ベリアルとゼロの因縁の開始
セブンのピンチにより、レオとの修行を終え怪獣墓場に向かい、怪獣を瞬く間に瞬殺していくウルトラマンゼロ
ゼロはセブン譲りの光線やスラッガー、そしてレオ直伝の武術を駆使しベリアルを撃破

その後ベリアルが復活し、ゼロとベリアルの因縁が始まり、この因縁が終わるのは2018年のウルトラマンジードまで続きました

・地球人、M78へ
そして最後にはM78宇宙へたどり着くZAPメンバー
ウルトラマンマックスではカイトの息子が向かい、8兄弟ではダイゴたちがM78へ向かうところで幕を閉じましたが、地球人がウルトラの星に足を着けるのは初めてでした

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・豪華声優、俳優陣
この映画ではベリアルを演じた宮迫博之さんのほか豪華な方がゲスト出演

・ウルトラマンキングは元内閣総理大臣の小泉純一郎さん
・ウルトラウーマンマリーを演じたのは長谷川理恵さん
・レイブラッド星人を演じたのは長野正由さん

等々、当時驚く場面が多々あり頭が追い付かなかった記憶があります。