ウルトラマンA第三話「3億年超獣出現!」で登場した男

久里虫太郎
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ウルトラマンAで登場したやべーやつである

この久里虫太郎はウルトラマンAの防衛組織TACの美川隊員の中学生時の同級生であり、一方的に美川隊員に片思いをしていたが卒業式の日にラブレターをわたしたものの見ることもされずにフラレていたという過去を持つ

それだけならまだやばいというか可愛そうな男である

この男のやばいのは、その片思いを10年以上も抱き続け、叶えるためにヤプールに魂を打ったという異常なまでの執着心を持つ男

また、ラブレターには怪獣の絵=後のガランのものを描いてわたしていることからも常軌を逸した性格を持っていたことが伺える

画才はあり、劇画作家としてある程度は売れているものの、その才能を活かし、彼の描く漫画の通りに動く超獣ガランを操ると共に、初恋の人・美川への想いを今こそ実らせようと、同窓会と偽って彼女を自分の屋敷に誘い、軟禁。執拗に結婚を迫った。

また彼の家には同じように結婚を迫られて断った女性の白骨死体が転がっている
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こいつが久里虫太郎の操る古代超獣ガラン
古代魚の生き残りと宇宙怪獣を融合させた超獣
能力は可燃性のガランガス、そして精神攻撃による幻覚と意外とサイキックな能力を持つ。
ヤプールが製造した超獣ではあるが、上述のように久里虫太郎によって操られている。
といってもヤプールがそう易易と超獣なんかを人間に渡すはずがないので、人間のマイナスエネルギーでガランを強化させるために利用していたと思われる

そう考えると上述の精神攻撃は久里虫太郎により付随されたと考えられる




ガランがエースと対峙した際も、漫画を書いてガランを戦わせるものの、残念ながら漫画の執筆では現実のリアルファイトには間に合わず、ガランがダメージを追うたびに久里虫太郎にもダメージがはいるようシンクロしていたために久里虫太郎も最期はガランと運命をともにした

文字通り、悪魔に魂を売ったことで身を滅ぼしたということになる


久里虫太郎は確かに狂気の男では会ったが画才は確かであり、中学時代に描いたガランの絵をヤプールがそれをモチーフに超獣化させたというほどであるのだから、そのレベルはかなり高い様に思える


ちなみに美川隊員に対して送ったガランの絵はこれ
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良く描けてはいるがこれをみてラブレターと受け止められる人間は果たしているのだろうか?

まずは悪魔と契約するよりもまずはコミュ力を人並みにするところから始めるべきだった…な…

また、一軒家の家を持っており、ヤプールに魅入られなければ、美川隊員に異常に執着心を燃やしていなければ

というかコミュ力が人並みにあれば、それなりの幸せを得ることはできたはず

そう考えると少し不憫な男ではある


ただ、上述の才能がもしかしたらヤプールが予め利用するために与えたということも否定はできないが・・・


いずれにしろ魂を売り、殺人を犯した狂気の男

ヤプールはメビウスに登場した際は久里虫太郎と同じ姿になっている(演じている人も同じ清水紘治氏)
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悪魔に魂を売った男、その魂はあるべきところに還ることもできず、悪魔に永遠に利用され続けるのかもしれない・・・