ヒーローの偽物

ウルトラマン世界には数々の偽物のウルトラマン達がいた


その最初こそザラブ星人の擬態した偽ウルトラマンだろう

ニセウルトラマン
にせ3

外見スペックは本物と大差ないが目つきが悪い、顎がとんがっている、耳が尖っていてエルフ耳っぽい(そんな可愛いもんではない)

体に黒のラインが入っている、足がとんがっていると各部に本物との違いが散見している

にせ4



しかしながら登場時はそこにいたほとんどの人が見分けがつかず、ムラマツキャップも恩人であるウルトラマンとはいえと渋々攻撃を決断するほど


ちょっとまて!!
見た目全然違うだろ!

と言いたいがこれは理にかなっており、今とは違いネットもなく白黒写真が普通だった1966年に3分間しか出てこない巨人のディティールなんか普通の人間は見分けつかないだろう(一応世間的にはウルトラマンはヒーローと認知はされているが、それでもメディアでの登場は鮮明な写真でなくて手書きのスケッチか白黒写真のはず)
しかも目の前で大暴れしている巨人なんか正直じっくり観察できるわけが無い


実際後に神戸で別個体が扮したにせウルトラマンメビウスはサコミズさんに速攻バレていた

逆にザラブ星人のコピー力は賞賛するべきだ


しかしそれも外見の上面のみ

にせ1

実力は全く伴っておらずウルトラマン相手には終始ボコボコにされていた(一応防御力はあるのか、ウルトラマンがチョップしたところ逆にウルトラマンが痛そうにしていた(これはメタ的に中の人がが冠部分を叩いてしまい痛かったから))
にせ7
殴った本人が殴られた相手よりも痛そうとは…


また、本人もその点は重々理解しており、目的はウルトラマンを敵と地球人に印象付けさせて関係をぶち壊そうとしており、ハヤタを拘束してウルトラマンが来ないようにしておりウルトラマンとの戦闘は避けるつもりだった(実際画像見てもわかるが「えっ来ちゃったの・・・」てきなリアクションをしている)
にせ2
最後はスペシウム光線を直撃して変身を解いてしまった



後に大怪獣バトルでも登場
にせ8
にせ9

にせ11


その姿はあんまりにも残念な姿だった・・・




その回ではゴモラにけちょんけちょんにやられていた(スペシウム光線を出す仕草をしてゴモラをビビらせたが偽物にそんな芸当はできない

にせ10



…と思ったらゲーム版では意外と使えてた)



その後ギガバトルナイザーを拾ったザラブ星人がベリアルを復活させるためににせウルトラマンに擬態して宇宙警備隊員を欺こうとしたが速攻でバレたがギガバトルナイザーがあったから返り討ちにできた(この後警備隊員は亡くなったとか…)
images (4)


その後はベリアルを利用して覇権を握ろうとしたが・・・お察しください

ベリアルを復活させたと何気にその後のウルトラ史を大きく変えたとんでもないことをしてくれたものだ
berial-zarab-yarare





キャプ11



ちなみにザラブ星人、ウルトラマンに化けるのはあまりうまくないが、人間に擬態するのはかなり得意で(主に女性ばかりだが)完コピできている点やウルトラマンがハヤタと同化しており、ベータカプセルでウルトラマンに変身することをきっちりリサーチする、作新自体は割と悪くなく、ハヤタを捕まえた時にベータスパークを持っていなかった点やホシノ君の活躍など不測の事態がなければ完遂できていた可能性が高い等調査能力や作戦遂行能力自体はそこまで悪はくない





またザラブ星人は催眠術により人間をいのままに操る能力を持っているほか、番外編の別個体であるが、アグルと互角のバトルを繰り広げさらにアグルの記憶からv1アグルを召喚し催眠で操るという後のエタルガーにも勝るとも劣らないようなとんでもない芸当を見せつけている
(催眠術師に転職した方がいいのでは?)


意外と強い個体はとことん強いのかもしれない・・・




ちなみに声の人は故人となってしまった超人気声優の青野武さん(ちなみにザラブ星人の人間サイズも青野武がアクターをしている)

有名所ではちびまる子ちゃんのさくら友蔵やワンピースのミホークなどの人気キャラの声を当てておられたすごい人!