ウルトラマンはSF

見た目は狐のようにつり上がった目と甲冑身に纏う侍の様、しかし肩には矢が突き刺さっていたりと痛々しいさまをしている
細くつき上がった目付きや裂けた口などは狐を彷彿とさせる
サイエンス・フィクションであるが故基本的には敵も超化学の能力などを使う
しかし心霊が時に人間、そしてウルトラマンに牙をむくこともある
ウルトラマンコスモスに登場した戀鬼は正しく悪霊である
戀鬼

見た目は狐のようにつり上がった目と甲冑身に纏う侍の様、しかし肩には矢が突き刺さっていたりと痛々しいさまをしている
顔は蒼白であり、突き刺さった矢、裂けた口などと共に既にこの世のものでは無い様が見て取れる
顔つきは鼻筋が通っており現代基準でも美形な容姿をしており男女見分けが付きにくい顔つき、そして男女の声が混ざったような声を発する
それもそのはずであり戀鬼は戦国時代に恋仲に落ちた敵国同士の姫と若殿が戦果の中で自害して生まれた霊であるため
つまりこの霊は2人の魂が融合している状態であり自らの悲運を招いた戦国の時勢そして全てを憎んでいる
そして戀鬼となり互いの国も攻めていたところ錦田景勝という侍により抑えられ封印された
上流人である彼らではあるがこのような出で立ちであること守るべき国や民すらも恨みの対象となっていることからも既に理性はなく尽きぬ恨みを晴らそうとする怪物に成り果ててしまっている
もしかしたら肩の矢、口裂け等から両者裏切り者として狙われたのかもしれない
死してなお、魂が同化して永遠の契りが結ばれた中でも悲しみにくれるあたり最早2人には互いが見えていないのかもしれない…
それは数百年立った現代でも晴れることはなく、ダム工事のせいで封印していた刀石が破壊されたことで現代に蘇ってしまった
上述の通り質量こそ持っているものの霊体である彼(彼女)にはミサイルやレーダーなどの攻撃は通じない

ウルトラマンコスモスと対峙したときも素手のコスモス相手に自身の刀で挑み、斬りかかるもルナモードに白刃取りでいなされたりしたが相当な恨みの念が強く、フルムーンレクトですら浄化は不可能であった
コスモスは機転を利かせ、雷の力を使うサンダースマッシュで大ダメージを与えたがそれでも尚立ち上がり、恨みを晴らそうとする、いくら心霊とはいえ古代より神の怒りの象徴とされてきた雷の前では弱い
しかしそれでも晴らせぬ恨みを晴らすべくコスモスに斬りかかろうとする、もう自分たちではどうすることもできないのかもしれない・・・
そこにEYESのシノブの説得を受ける
ちなみにこの戀という字は恋の異体字
糸+言+糸+心ではあるが、言の意味は辛+口の文字が変化したものであり、「言」は刃物で口を斬る様子が由来と意外と怖い意味を持っている。
もしかしたら戀鬼の裂けた口はこれが由来になっているのかもしれない
戀自体の意味は「恋い焦がれ狂い、乱れる様」であり、そのまま戀鬼の様を現している
意外と漢字は奥深い
上述の通り質量こそ持っているものの霊体である彼(彼女)にはミサイルやレーダーなどの攻撃は通じない

ウルトラマンコスモスと対峙したときも素手のコスモス相手に自身の刀で挑み、斬りかかるもルナモードに白刃取りでいなされたりしたが相当な恨みの念が強く、フルムーンレクトですら浄化は不可能であった
コスモスは機転を利かせ、雷の力を使うサンダースマッシュで大ダメージを与えたがそれでも尚立ち上がり、恨みを晴らそうとする、いくら心霊とはいえ古代より神の怒りの象徴とされてきた雷の前では弱い
しかしそれでも晴らせぬ恨みを晴らすべくコスモスに斬りかかろうとする、もう自分たちではどうすることもできないのかもしれない・・・
そこにEYESのシノブの説得を受ける
「あなた達は逃げたんじゃないの!自ら命を絶って!そんな人たちがどうして人を憎めるの?
いつの時代だって、恋をするって大変な事なの。人を愛するって、簡単な事じゃないの。皆が悩んで、苦しんで、そして傷ついたりしてるの。
自分の恋が成就しないからって他の人を傷つけるなんてひどいよ!誰よりも、自分に悲しいよ!」

その思いのこもった言霊は霊である戀鬼の耳、そして心にも届き、戀鬼は刀を下ろし自らの過ちに気がついた、いや、本人たちはすでにわかっていたのかもしれない、
こんなことをしても何もならないことを
もしかしたらこの一言を400年以上求めていたのかもしれない
自分たちはどうすればよかったのか、どうすればいいのか
自決するくらいならば互いの国を説得できたのかもしれない、身分を捨てて二人でゼロから始めることもできたかもしれない・・・
いくら戦国の世界とはいえ殺し合いの世界ではなかったはずだ
だがその勇気はなかった・・・だがそれを認める勇気もなかった
だから全てを恨んだ、国も民も時代もすべてを
男女の悲しげな声を上げて消失、恨みを捨て、理性を取り戻した2者の魂は逝くべき場所へと旅立っていった・・・
400年以上も同じ思いを抱き身も心も文字通り一つにしていた仲なのだ、また輪廻の先でもきっと出会えるだろう・・・

その思いのこもった言霊は霊である戀鬼の耳、そして心にも届き、戀鬼は刀を下ろし自らの過ちに気がついた、いや、本人たちはすでにわかっていたのかもしれない、
こんなことをしても何もならないことを
もしかしたらこの一言を400年以上求めていたのかもしれない
自分たちはどうすればよかったのか、どうすればいいのか
自決するくらいならば互いの国を説得できたのかもしれない、身分を捨てて二人でゼロから始めることもできたかもしれない・・・
いくら戦国の世界とはいえ殺し合いの世界ではなかったはずだ
だがその勇気はなかった・・・だがそれを認める勇気もなかった
だから全てを恨んだ、国も民も時代もすべてを
男女の悲しげな声を上げて消失、恨みを捨て、理性を取り戻した2者の魂は逝くべき場所へと旅立っていった・・・
400年以上も同じ思いを抱き身も心も文字通り一つにしていた仲なのだ、また輪廻の先でもきっと出会えるだろう・・・
ちなみにこの戀という字は恋の異体字
糸+言+糸+心ではあるが、言の意味は辛+口の文字が変化したものであり、「言」は刃物で口を斬る様子が由来と意外と怖い意味を持っている。
もしかしたら戀鬼の裂けた口はこれが由来になっているのかもしれない
戀自体の意味は「恋い焦がれ狂い、乱れる様」であり、そのまま戀鬼の様を現している
意外と漢字は奥深い
コメント