ウルトラマンゼットのデビルスプリンター

その原因はやっぱりベリアルの細胞・・・肉片でした

映像の回想では、宇宙牢獄でタロウがベリアルにストリウム光線を放ったときに光線を掠めていたときにも細胞が体内から放出されていた


この回想、一見ウルトラ銀河伝説の回想にも見えるが、ベリアルの光線の躱し方が違うのだ



・銀河伝説

ベリアル2
こちらが銀河伝説の時
こちらではストリウム光線を左に体をそらして光線を完全に躱しきっている

・ゼット回想

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こちらでは右にかわそうとしている中、肩に光線を掠めている(ダメージを受けている)


このことから、この時の回想は銀河伝説のときとは違うことが伺える


ではこれはなぜなのか?
本来このシーンを回想に挿入する必要はまったくなく、ベリアルが細胞を傷つけるダメージを受けた時を描写するなら銀河伝説ラストでゼロに切られたときでも良かったはずだ・・・


わざわざ新規撮影までする意味を考察

・ゼットの時間軸は銀河伝説とパラレルワールド説
ありえそうなのはゼットの時間軸はウルトラ銀河伝説の世界とは異なるパラレルワールドで、ベリアルがタロウの攻撃回避に失敗した世界線なのでは?

だがこれはただでさえパラレル設定の多いウルトラマンの歴史がさらに紛らわしくなるのであまり考えたくない

・タロウとベリアルの再戦

考えられるのは銀河伝説のあとにベリアルとタロウが宇宙牢獄で戦っていた説だ
ベリアルがギガバトルナイザーを所持して光の国に進行しているタイミングからおそらくはレイバトス事件でギガバトルナイザーを手にして地球に進行してきた事件「クライシスインパクト」の少し前ではないかと思われる

考えられるのは伏井出ケイがライザーとウルトラカプセルを窃盗に来たタイミングか?

このときにベリアルがタロウや他のウルトラ戦士をひきつけ、手薄になったときにライザーを奪う作戦であったのなら合点が行く


タロウとベリアルの再戦説を個人的には推したい
なんにせよ上述の通りウルトラマンの歴史はパラレル設定があまりにも多く初代ウルトラマンだけ見ても

・ウルトラマン40年目の真実(ウルトラマンだけが地球に来ていた世界線でハヤタとウルトラマンとの再会)
・甦れウルトラマン(ゼットンとの戦いの後に分離せずに地球に残りゼットンとのリベンジを果たす世界)
・ウルトラマンゼアス(初代ウルトラマンが現れた地球の派生世界)
・超闘士ウルトラマン(ウルトラマンと怪獣がその後和解した世界)
・大決戦!超ウルトラ8兄弟(別世界でハヤタがウルトラマンに変身する世界)
・ウルトラマン物語(タロウが子供のときにウルトラマン、セブンが地球で戦っていた世界)

映像作品以外では
ウルトラマンAnotherGenesis(ウルトラマンベリアルがM78を崩壊し、ウルトラマンが闇堕ちした世界)
ウルトラマン妹(80以降から派生したあと、ジャンヌ、アムールのウルトラウーマンが地球に現れる世界)
ウルトラマンF(初代ウルトラマンから分離した世界)
ULTRAMAN(ハヤタの息子が戦う世界、初代の世界線から分離)
ウルトラマンストーリー0(M78ウルトラマンの生誕の歴史が異なる)

等などただでさえウルトラマンだけでも分岐する世界線が多いのにこれ以上増えると混乱してしまうためだ