宇宙恐竜ゼットン

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言わずもがな、ウルトラマン最終回「さらば ウルトラマン」でウルトラマンを倒したことで50年以上もウルトラシリーズの中でも大人気怪獣の1体として語られている

別名は宇宙恐竜ではあるが、どうみても恐竜要素が存在せず、むしろカミキリムシのような昆虫要素が強い外見のゼットン

ゼットンは基本的に何者かに使役されて登場する言わば用心棒的な怪獣であり、ゼットン星人、バット星人が主ではあるが、パワードバルタン、スラン星人といった宇宙人もゼットンを使ったことも多く、そのことから様々な宇宙人がゼットンの力を見込んで兵器として操っている可能性が高い

ゼットンは数々の宇宙人が使役し、そのたびに様々な形態や能力を見せていたが主に共通している能力は以下の通りで
・全方位バリア
・テレポート能力
・1兆度の火球


また、知能も他の怪獣と比較して高い模様で命令を理解して実行できる他、大怪獣バトルで登場したレイオニクス レイの姉であるケイトの操った個体はケイトとの信頼関係、絆を持っていた描写があり、また、ウルトラマンXのスパークドールズ化されていたゼットンは利害関係一致していたとはいえウルトラマンXに自発的に力を貸し与えていたりと仲間にすればそれなりに友情を築くことはできそうな感じではある

ゼットンといえば、上記の能力ではあるがいずれも超能力的な自然の進化で発生する能力ではないことから生物兵器として改造された結果と思われる。事実ウルトラマンの漫画版などではゼットン星人が対ウルトラマン用に作ったという設定が存在している。


ではゼットンの原種はどのような形態なのだろうか?
個人的な考えであるが、ゼットン種はカマキリとカミキリムシのような感じなのではと考えている
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その根拠はウルトラマンサーガで登場したハイパーゼットンの幼体であるギガントだ
このハイパーゼットンはもともとは通常のゼットンではあったがバット星人がスフィアや地球全土の生物のエネルギーなどを吸収して魔改造された個体なのであるが、そのときに幼体として上述の姿をしている

この容姿こそゼットンの原種に近いのでは?と考えている

よく知っているゼットンは良く考えればかなり異質な容姿だ

虫のような甲殻的な背中や触覚に対して二足歩行の人型、そして宇宙恐竜の異名
かなり様々な生物の要素が一体化しているのはやはり様々な生物の遺伝子を組み替えて生み出された改造生物だったと考えた方が自然なのだ