今回はウルトラマントリガー、そしてその次回作のウルトラマンデッカーの世界は創られた世界なのではないかという考察をしていきたい

というのも「ウルトラマンTHELIVE ウルトラマントリガー編」でそれを匂わす言葉が存在していたのだ

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ウルトラマンのショー展開は基本的に本編とは繋がりのない世界線であることが多いのだが、このTHELIVEは公式のイベントであり、本編とは直接リンクしている物語となっている
過去にはウルトラマンタイガ編ではトライスクワッドのメンバーの出会いが描かれており、そこでタイタスとタイガがU-40でゼットと戦った描写がウルトラギャラクシーファイトでつながっていた

さて、トリガー編ではケンゴがトリガーの世界とティガの世界は似ているのはなぜかという疑問に対して、こう解釈している
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「ティガにもう一度会いたいという人の願いが形を変えて自分たちを生み出した」

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メタ的に言えばトリガーはニュージェネレーションティガとして創られた作品であり、間違いではないのだが、本編でそのような発言が敢えてされたことから、トリガーの世界は人の生み出した想像が具現化した世界というのがあの世界の真相なのだと解釈している

とうぜんこのティガにもう一度会いたいという願いというのは自分を含めたティガを見てきた我々こちら側の世界の人間であろう
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そしてその願いを後押しさせたのが、トリガーの世界のエタニティコアだろうか

エタニティコアには、ビックバンを起こして宇宙を意のままに作り変えるという特性がある、
またトリガーがトリガーダークからウルトラマントリガーへと姿を変え、そして人であるマナカケンゴへと転生したこと、カルミラがメガロゾーアに変貌したことから、個人的にエタニティコアにはその触れた本人の『なりたい自分』へ変化させるという『無限大のイマジネーション』の具現化能力があると解釈している

つまりトリガー、デッカーの世界とは、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナに幼少期から憧れていた我々が新しいウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナを見てみたいという思いがトリガーの世界が生まれる前に存在していたエタニティコアに流れ着いてウルトラマントリガー、デッカーの世界へと変化したのだ
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また、ウルトラマントリガー、デッカーの登場人物の多くが、ウルトラマンだけでなく、スーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズで出演したことがある方が非常に多い

ナナセヒマリ→ヒヨリ(ウルトラマンギンガS)
サクマテッシン→ハルヲ店長(ウルトラマンジード)
・アサカゲ ユウイチロウ→ラン(ウルトラマンゼロ ベリアル銀河帝国」 
・カイガキサワ→サワ(ウルトラマンサーガ)
・ムラホシ タイジ→ゴールド星人テル(ウルトラマンエックス)、本郷猛/仮面ライダー(THEFIRST)、マスターレッド(騎士竜戦隊リュウソウジャー)

また、ウルトラマン以外にも
・タツミセイヤ→三崎一也(仮面ライダーアマゾンズ)【ジュラン/ゼンカイジュラン(機界戦隊ゼンカイジャー)※放送時期が同じ為偶然だと思う】
・イグニス→バスコ・ダ・ジョロギア(海賊戦隊ゴーカイジャー)
・メトロン星人マルゥル→ルカ・ミルフィ(海賊戦隊ゴーカイジャー)ラプター283/ワシピンク(宇宙戦隊キュウレンジャー)
・シズマ・ユリカ→楼山早輝/ゴーオンイエロー(炎神戦隊ゴーオンジャー)
・HANE2→サイゾウ/ニンジャブルー(忍者戦隊カクレンジャー)
※アブソリュートディアボロ→サスケ/ニンジャレッド(忍者戦隊カクレンジャー)はウルトラギャラクシーファイトからのゲスト登場
という具合だ、
我々特撮ファンに嬉しいキャスティングであるがこれもトリガー、デッカーの世界が創られた世界とすれば特撮ファンの願いが組み込まれた結果じゃないのか?


と、今回はトリガー、デッカーの世界が作られた理由を考察してみた