ウルトラマンデッカーに登場した
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超古代植物ギジェラン
身長: 53m
体重: 4万2千t

ウルトラマンデッカー、そしてトリガーの世界の超古代文明の時代に生息しており現在は絶滅したのだが
カルミラがエタニティコアに触れ、メガロゾーアになった10年前に化石化していた種子が取り込まれ、爆それがスフィアメガロゾーア出現時に復活したものである

初期の姿はウルトラマントリガー=マナカケンゴが自作し、大切に育てていた「ルルイエ」に酷似をしていたが完全な別種であることが描かれている

このギジェランの花粉には強い催眠作用、そして快楽作用があり、超古代文明では薬として利用されていたと言われている
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最初は普通の花のようなサイズで花咲いていたがこの頃からも幻覚作用を引き起こす花粉を出しており、デッカーであるカナタもそれを吸ってしまい半日ほど昏睡状態となっていた、大量に吸い込んだ人間はギジェランを守ろうとするなど油断はできない


ギジェランは夜になると花粉の量は少なくなり、そのタイミングでシズマ財団特性の除草剤を浴びて活動を停止した



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類似したものに、ウルトラマンティガに登場した
が存在する
ギジェラの花粉にも強い快楽物質が存在しそれを浴びた人間は強い幻覚作用と快楽物質で瞬く間に依存してしまうという恐ろしいものであった


ギジェランとギジェラ、名前とその快楽物質をもたらす作用からほぼ同種と見て間違いはないだろう

しかしギジェラの快楽物質よりも依存度は低く、自力で触手を伸ばしたり電撃を放つなどの自己防衛の能力は存在せず、わずか半日で十数センチからビルを貫通させて巨大化した、ウルトラQに登場したジュランと同系統のことしかしていない(しかもジュランは血を吸う食人植物だったのに対してこちらはそのような描写はない)といったことからギジェラ程は危険度は低い
おそらくは超古代文明では現実で言う医療用大麻と同系統な存在としてみなされていたのだろう

これは個人的な考察ではあるが、ティガのギジェラは地球意思により、滅ぶ運命の人間に対する最後の慈悲として痛みを伴わずにガタノゾーアによって殺されることができるようにという終末医療におけるモルヒネ的な存在であったのに対し、トリガーの世界では元来カルミラたち闇の3巨人が居たとはいえ、ガタノゾーアほど理不尽な滅びの存在がまだ居なかったことからそこまで強い依存性がなかったと考えている(逆に言えばカルミラたちの勢力がより強くなればギジェラに進化していたと考えている)
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さて、マナカケンゴの育てていたルルイエがギジェランに似ていた理由はケンゴがトリガーダークだったときにギジェラが人々を仮初とは言え「笑顔」にしていたのを潜在的に覚えており「皆を笑顔にしたい」という願いがギジェランをモチーフにルルイエを作ったと本編では推察されている
また、ルルイエという名前も希望という意味であったことがトリガー本編で明らかになっておりマナカケンゴの中の潜在的記憶が大きく反映された花であった
ウルトラマントリガー放送時にティガでガタノゾーアが潜んでいた遺跡「ルルイエ」という名前とティガで登場した植物怪獣であるギジェラと関連付けて危険な花なのではといたるところでも推察されていたが今回は杞憂だった