ダークネスヒールズ舞台版が新しくなり登場 
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設定自体は前回の舞台版と同じだが至る所に新規描写が追加されている

その中でも一際不穏な描写が追加されたジャグラー
 
舞台『 DARKNESS HEELS~THE LIVE~SHINKA 』 [DVD]
根岸愛
KADOKAWA アニメーション
2020-04-24



彼実はオーブやジード、ゼットに登場したジャグラーとは別人な可能性が浮上している


というのも舞台版の最後、ジャグラーはザギ、カミーラ姉さん、イーヴィルティガに耳打ちして彼らを別の場所に誘導し彼らを裏で操ろうとするというものがあるがそれ自体、彼がなぜそのようなことを行ったのか驚愕している
まるで彼自身も黒幕であるヒュース、そしてトレギアに動かされているように


そもそも彼自身、ヒュースと結託して闇の巨人を蘇らせてオーブたち光の戦士たちへの復讐を謀っていたと語っているがその記憶自体造られた記憶な可能性がある



そこでこのジャグラーは本人を型どって作られた偽物である可能性が出ているというわけだ


思い返せばこのジャグラーだけ他のメンバーと徹底的に違う

・生存者 
他のメンバーはそれぞれ本編でウルトラ戦士によって撃破され死んだ存在である 
しかしジャグラーのみ現在もなお生存している

・オーブ以降の展開が不自然に描かれない
ダークネスヒールズの舞台版の時系列ははっきりしていないが少なくともあの青い巨人が死亡した身で登場していることからウルトラマンタイガ劇場版以降の時間軸である
この時、時間軸的にジャグラスジャグラーはセレブロの起こしたとある事件を追ってゼットの世界に到達しようとしていた時期だ
ジャグラーにはアリバイがあるのだ
ん?この話がゼットの後ならって成立するのではと?
それはない、なんにせよこのダークネスヒールズのジャグラー自身、オーブに嫉妬する闇の戦士としての側面が強く、ゼットでのストレイジ隊長の経験があればもっと穏やかな性格になるはずであるからだ

以上の点から正史のジャグラーとダークネスヒールズのジャグラーはいくつか相違点がある
メタ的に言えばダークネスヒールズ舞台版は2019年とウルトラマンタイガの時期でありまだゼットの設定が未設定であるためとはいえるが、2022年のダークネスヒールズでも相違点はそのままであり、もしジャグラーが正史のジャグラーであれば少しはゼットでの話を引き合いにしてもいいのだが今回そのような追加された描写はない


ではそのダークネスヒールズのジャグラーは何者であるか?

おそらくはヒュースによって知らず知らずのうちに利用されている存在であるのは間違いないが、それにしては闇の仕草や言動などはオーブ時代のジャグラスジャグラーそのものでありマネできるものではない(あんな言動完コピできるやつ居たら逆にすげえわ)

ということで本物であり、本物ではない存在

並行同位体と考えるのが普通ではあるがジャグラスジャグラーだけが並行同位体設定を持ち込んでくるのはこれもまた違和感がある

ではジャグラスジャグラーのクローンと考えばどうだ?

ウルトラマンベリアルのベリアル因子によって生み出されたジードのように、ジャグラスジャグラー本人の記憶や想いが残る何かを媒体にして生み出された模造品


模造品といえばジャグラスジャグラーはザギとやけにつるむことが多いんだよな・・・



そんなものがあるとしたら一つしかない

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オーブ劇場版でジャグラスジャグラー自身が手放したダークリング
長年愛用していたジャグラスジャグラーの念がこもっていても不思議ではない
また、ダークリングは宇宙で最も邪悪な心を持つ者のもとを巡るものであり消えたとしても時空を超えて持ち主を探すものである


もしヒュースの手にそれが手に入ったことでその中に刻まれているジャグラスジャグラーの邪念、記憶を元にジャグラスジャグラーの模造品を生み出した

とかあっても不思議ではない