ウルトラ怪獣・ヒーロー最強列伝

カテゴリ: 評価方法

一時期はやった寄生獣

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グロテスクな描写と神戸での猟奇的殺人の犯人が愛読していたということで苦手だったのですが、ブックオフで読んでみたら意外と面白い


あらすじは地球にふりまかれた「種」から生まれ、人間などの生き物に寄生し、意識を完全にのっとった寄生獣
その主食は意識を乗っ取った対象。つまり人間に寄生した個体が食べるのは人間ということ。

また寄生獣は生き物を乗っ取る以外にも寄生先の生き物の潜在能力を極限まで高めることができるほか、再生能力、全身を人間の体すら真っ二つに切断できるくらいの刃物などに変形させることができる。

しかし寄生時にアクシデントがあり、脳に達成できない時は完全には支配できず寄生した部位のみ乗っ取り、寄生先とは共存しなければならないということ。

主人公は右腕のみを寄生獣に支配されており、寄生獣「ミギー」と共に寄生獣と戦ったりしていくのがあらすじ



人間を捕食するシーンはかなり猟奇的で切断、首斬りなど人を選ぶ絵柄

しかし作品全体的にはそれほどダークというものではなく、ミギーと主人公、新一との会話、顎のみを寄生された男、宇田とジョー等の絡みなどは割とコミカル。


見どころは以下の通り
・強いようで弱い寄生獣
上述のように再生力と鋭利な刃物による攻撃が可能な寄生獣であるが大量失血、タバコ、酒などの有害物質には弱く、特に失血では割と簡単に死んでしまう寄生獣。
また繁殖についても寄生先の体に依存しているため子孫を残すことができない(つまり人間に寄生して繁殖を行っても結局生まれるのは人間であり寄生獣は遺伝、繁殖できない)

・人間とどっちが猟奇的か
作中でのキーワードにもなっており、寄生獣はたいてい殺す時は捕食、口封じ等自らの生存に関わるときのみがほとんど、また主食は寄生した先の種類のみとしている(人間に寄生した個体は人間のみを捕食する)
対して人間は娯楽感覚で他の種族を殺すなどことから果たして本当に猟奇的なのはどちらなのかというのがこの作品の問題点

・黒幕はだれ?
寄生獣は物語上で「指令」によって人間を捕食し始めたとされている。
つまり寄生獣に命令をしていた誰かがおり、寄生獣自体もその命令に従う存在であることが伺える
考察になるがそれは「地球」そのものであるとうかがえる。
環境破壊や無益な殺戮を行う人間の数を減らすために地球意志が寄生獣を生み出したと思われる

しかし寄生獣自体の数がかなり少なく(多くて数十程度)であり、繁殖不可能であることから人間自体の絶滅は考えておらずあくまで人間の個体数の減少が目的であり、寄生獣もその目的のための道具に過ぎない哀れな存在であると言える・

このことも寄生獣は「弱い」といえるのでは?


・感想
寄生獣に漂うどことなく人類の行為に対する警鐘、抵抗できない力への恐れなどどことなく宗教的なものが感じられた・
これは1990年代の作品や事件にも多くあったものだと考えている

クトゥルフ神話が大きく影響を与えたウルトラマンティガ、旧約聖書がモチーフとなったエヴァンゲリオンなど、あの時代に流行ったものはそういうものが感じられる

バブル崩壊、迫りくる21世紀という不安からこういった思想が生まれたのではと分析



ある意味科学化していく文明に対するオカルトの最後の抵抗の時代だったのではないだろうか?



 

このブログではウルトラ怪獣・ヒーローの強さ・能力を怪獣別に紹介していくブログです

個人的な考察も多いのでご容赦ください


ウルトラ怪獣の能力は以下の点を基準に評価していきます


○危険度・・・怪獣の総合的強さ・能力から判断、当ブログではランク1~8としています

主な目安は
ランク1・・・雑魚クラス(武器を持った生身の人間1人でも倒すことが可能なレベル)
例:ダダ(等身大)、ネロンガ(幼体)、ゼットン星人、スフラン
ランク2・・・低クラス怪獣(特殊兵器、戦闘機に乗った防衛隊などに敗北するレベル)
例:レッドキング、チャンドラー、セブンで出てきたほとんどの円盤など
ランク3・・・弱い敵怪獣(ウルトラ戦士なら簡単に倒せるレベル)
バド星人、養殖ゼットン、ジャミラなど
ランク4・・・並怪獣クラス(ウルトラ戦士がまともに戦い倒せるレベル)
バルタン星人、エレキングetc
ランク5・・・強敵クラス(ウルトラ戦士をピンチに陥れたレベル)
インペライザー、メフィラス星人、キングジョー、ダークメフィスト
ランク6・・・危険クラス(ウルトラ戦士単体では倒すのが難しいレベル)
タイラント、グローザム、テンペラ星人、ダークルギエル、グランスフィア
ランク7・・・最強クラス(ウルトラ戦士複数で挑んで勝てるかどうかのレベル)
例:ガタノゾーア、ギガエンドラ、ギガキマイラ、U-キラーザウルス、ゾグ、グランドキング、ビクトルギエルなど
ランク8・・・邪神クラス(絶望的、複数のウルトラ戦士でも勝てず、最強クラスのウルトラ戦士が動くレベル)
例:ダークザギ、エンペラー星人、ハイパーゼットン、

なおここで上げる危険度は主な作品での危険度を現しています。
同じ怪獣でも出てくる作品が異なれば強さも異なる場合があるので注意してください

例:ウルトラマンサーガのハイパーゼットン(ランク8)
 ウルトラマンギンガSのハイパーゼットン(ランク6)


 

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